
私たちは上記3つのトピックについて、バランスよく扱うことにより、様々な視点からその人間を見ることができると考えています。
上記2つの対話に関しては、東京大学で哲学を学ぶ今野が様々な可能性を踏まえ、用意しているものになります。今野は対話でのトピックは大きく2つに分類しました。
1つは異なるのが当然と言う認識のものについて対話すること。
例えば、好きな色は人によって異なることが当然のように扱われます。人によって考えが異なるのが当然。そのようなトピックが「美的感覚を深掘る問いに基づく対話」となります。
逆に、同じことが当たり前と思っている題材がたくさんあります。
「人を傷つけてはいけない」 「ルールを破ってはいけない」
このように、誰もが当たり前と思っていることでも、なぜ人を傷つけてはいけないのか、なぜルールを破ってはいけないのか、という観点で対話をすると、人によって理由が異なることに気づきます。
このように、同じ考えを持っていることが一見すると当然なものについて対話をすることを、「倫理観を深掘る問いに基づく対話」と定義付けました。
そして、最後に創作(自己外化)ですが、こちらは簡単な芸術活動をしていただき、それに基づく対話をします。
代表のたじあきが、ソドレーを運営に至ったきっかけは、イギリスや北欧で行われている芸術教育を知ったことにあります。
信じられないかもしれませんが、これらの国では、芸術が学校教育における中心に位置づけられています。
芸術は答えのない領域。だからこそ、人々が自分自身を表現し、対話によって理解し合うことにつながる。
このような考えに基づく教育は、
- 高度な対話能力を有した民主主義国家で生きる国民を育てるため
- 自分のことを深く知り、自分の要求や欲求を相手に言語で伝える能力を育むため
- 未だ存在しないものや新しい見方といった創造力を鍛えるため
上記の目的で行われています。
彼らは、絵を描く際に、その絵に込めた自分の気持ちや考えをどのように表現しているか、言語化して文章にします。そして、絵を描き終わった後、絵を描くことに使った時間と同等の時間、数人のグループを作って対話をします。
まず、絵だけを見てもらい、どのような気持ちが込められているのか、一人ひとりにコメントを貰います。
「私はこう思うな」「僕はこう思うな」
コメントする側の人間同士でも活発に対話が行われます。
話し合いの途中で、絵を描くと同時に作成していた文章を共有します。
「私だったらその気持ちはこの色で表現するかもしれない。」
「僕だったらその考えをこの形で表現するよ。」
そんな対話を彼らは小学校1年生から大学生まで、話し相手を変えながらやり続けています。
このような経験をしてきた人間と私たち日本人を比べてしまうと、私は少し虚しくなります。
それを皆さんに体験してほしいと思い、同じことをオンライン上で行います。
1、2週間前に課題をお伝えし、創作してもらい、それを題材にしてお互いに対話をします。
創作(自己外化)には創作期間が必要なので、体験会では実施することができません。
ぜひ、スタンダードプランに加入していただき、この対話を体験していただければと思います。
